2013-12-03

教養B 土日コース4期2日目







自由花 実技課題 花器からの構成(素材としての花器) 四方面からみられる花(食卓の花)

花材指定 なし

出席番号奇数番 丸 偶数番 角 の花器を使用。
花器が丸なら、花も丸構成。角なら角構成。
花は3種類まで、全面は花なし、後方のみ花可。
裏表の二方向の花とする。食卓高さに飾る。
無彩色花器はNG。
カスミソウ系統の花はNG
枯・脱色・着色素材はOK。異質物はNG。

等々。

花器庫でずいぶん長く留まったが、どうしても花器が決まらず、
結局、8Fでこのぐるぐるを購入。
花器を作ってはいけない指定はなかったけれど、本当は花器を使うべきだったみたい。
これでも花器を決めるまでに相当な時間を費やしたんだけれど。。

花のある面に、表と同じぐらいの分量の葉があった方がよい と指導いただいた。

工作のある自由花は嫌いじゃないけれど、いつも時間がかかる。
考えるのに時間がかかる。
短時間で、ぱっと閃くには、どうするか・・・
数生けるとか、、せめて数見るとか、、訓練かなぁ。


今から思えば・・・
前の輪と後ろの輪の間をあけて、ランホルダーを水平にしておけばホルダーが見えなかったんじゃないかと。
そして、
どう数えても花材は4種。
うん~ 着色るり玉はぐるぐるの柄だってことにしておいてください。



ガーベラ、モンステラ、唐辛子、着色るり玉、ラタンの輪







教養B 土日コース4期1日目




自由花 実技課題 主観的な表現の自由花

花材指定 なし

椿、ブラックリーフ、ストレリチア、レースフラワー


思い浮かばなくて、先生が黒板に書かれたサンプルからコピーすることに。
紅椿があれば、完コピで、ハランと椿。
紅がなければ、ピンクか白とブラックリーフと決めて、どの椿にも似合いそうな花器をチョイス。
蕾の根本あたりに開花の椿を入れ、ストレリチアは左奥に配置したが、
この位置に修正され、レースフラワーを背後からチラ見せ。
「(主観的な花には)季節感が出しにくいが、こうすれば雪の風情を感じることが出来るでしょう。」と。

前回の自由花と似た配色になってしまったけれど、
今回は差し色にストレリチアを入れたので、前回よりは彩度が上がっていると思う。。(笑)



2013-09-30

教養B 土日コース3期2日目



自由花 実技課題 素材美からの構成 客観的な捉え方 自然美・出生美を生かして。

異質物は使用しない。
針金の使用は許可。
自然調でも意匠的でもよい。

花材:指定なし

石化柳、ミラビフローラ、カラテア、女郎花、ニューサイラン


昨日却下になった縞のニューサイランはここでの彩に。
花器がなんとなく和っぽい印象だったので、メインの花材を和に。
花器の直線と柳の曲、
ミラの白とニューサイランの赤茶、の対比を・・・
と、前置きは長い。
ミラの右後方にあった女郎花をミラのすぐ後ろに、
同じく、右後方から頭を超すようにカーブさせていたカラテアは下向きに変更。
石化柳の伸びやかなラインを助長するようにニューサイランを走らせた方がよかったのではないか、と指導を受けた。

ちょっと、地味すぎたかな。。



教養B 土日コース3期1日目




立花 実技課題 花材配置 三ヵ所 二ヵ所 一ヵ所遣いで除真

花材の取り合わせに注意する。(上下左右)
草がちでも木がちでもよい。
草道を実感するため、下段は木物を使用。

               
花材:指定なし

グロリオサ、オクラレウカ、ヘリコニア、メリー、秋明菊、ナツハゼ、柊、たましだ、なでしこ


今まで見なかった花器があったので、即使用。
スリムな花器にあわせて草がちでまとめてみた。
最初は真を縞のニューサイランにしたが、先生の指導により変更。
赤・黄・緑と私にしては賑やかな色目と思う。。
が、
先生は副の下に白の秋明菊がチロっと覗くように入れましょうとおっしゃいました。
色の幅の無い、また、キツイ印象が、この白で引き締まり、丸い花弁が柔らかさをプラスしてくれたように思います。

ちなみに・・・
この花は、副下でしょうか? と尋ねると。

うふふ、そうでもないねぇ。 と。

じゃあ、誰?






2013-06-17

教養B 土日コース2期2日目



生花

実技課題 葉物の一種生 剣山使用 2株生けはNG
       
       

花材:指定
かきつばた


かきつばたか花菖蒲か・・と噂ばかりが先走る2期2日目生花。
今回は全員がかきつばた。
1束(花2本)+花1本を教室廊下で販売された。

夏のかきつばたを生ける。(葉にかっこをつけすぎないように)
花は2本でも3本でもよい。
本来は開花を真にするが、花の姿を重視して役不足と思ったら蕾が真でも構わない。
花の付葉をよく見て、あしらいの高さを調整するように。
器との調和をとる。(真の器か行の器か)

お生花の先生もおっしゃった。
型を学ぶ事から表現をする事への移行。
たくさんお稽古をして、体感することが大切と。

妥協してはいけない。


う~、お生花も厳しい。



教養B 土日コース2期1日目




立花

実技課題 基本骨法に基づく徐真立花 従来の花材を中心に
       
       

花材:指定

花菖蒲、ソケイ、桔梗、紫陽花、ナツハゼ、若松、シャガ、たましだ、なでしこ


午前の講義は、「縁」と「道」について。
これを実感するために、実技花材は8パターン(+1)を示され、その中から選択。
他花材を使いたい人は個別に相談されていた様子。
草がちの立花であってもよいが、全て草とか、洋花主体っぽくなってはいけない事、
今、旬の花材の取り合わせである事と指示された。
正真はリアトリスでも・・とのことでしたが、花菖蒲もこの色だけ、リアトリスも赤紫だけだった(よく見なかっただけかも・・)ので、白桔梗で色を変えてみた。
花菖蒲・リアトリス・紫陽花もピンクで・・と同系色の方もいらして、それも素敵。
うん~またしても、黄色と青か (笑)
立花棒を使わない私は、真と副を出のあたりでくくるクセがある。
今回も、細い真、長い副、ふらつかないように縛っていたが、
「いつまでもこれをしていると、素材が持つ間を取れなくなるからやめなさい。」とおっしゃった。
必要最低限にすること、これが今後の課題。
紫陽花の胴も初。(というか、この素材の組み合わせ自体が初!)
「葉の処理をさぼってはいけない。」と指摘を受けた。
また、ナツハゼの流枝は後方に振りだす太い枝を足され、細い方はしっかり矯正された。
「やるなら、ここまでやりなさい。」と。
ナツハゼのような、細工のし易い花材でサボってはいけないとのこと。


型が覚えられていない間は、立花カリキュラムにのっとって、繰り返し型を叩き込む事。
型が取れるようになったら、花材を見て、花材をいかすようにする事。
型に花材をはめこむような立花をいくら練習しても上達はしない。
花材を選んで表現する人にならなければいけない。

これが今回の立花。


くっ、厳しい。


2013-05-20

教養B 土日コース1期2日目




生花

実技課題 草木の美をいかした一種生又は二種生 花配り使用
       
       

花材:自由選択
ツツジ

一種草ものならリアトリス、シャクヤクもいいけれどちょっと短い。二種ならナツハゼや柳に花を、花木があれば、一種に使っても。
一種草ものなら寸胴推奨。二種なら御玄猪推奨。
といった、実技に向けてのアドバイスをいただく。
花配りのセッティング方法や生け方などの基本的な事柄は、尋ねれば教えていただけるが、
そこから先は、親先生の元でお稽古を積むようにと指導される。
今日は、「立つ」事が目標であり、そこから先は求めていない。と。

ここで、ツツジ。
花市さんで、きれいだなと思ってしまったこと、花木でも、とおっしゃったし、、と選んでしまったが、
リアトリスで基本が出来ているかどうかを確認した方がよかったんじゃないかと反省。
先生の手直し後の美しいお生花を拝見出来たのは役得かと思うけれど。

基本大切。




教養B 土日コース1期1日目






立花

実技課題 基本骨法に基づく徐真立花 木草挿し交ぜ
       
       

花材:自由選択

ナツハゼ、梅花空木、栂、イブキ、マサキ、若松、芍薬、シャガ、アカカナメ、都忘れ、たましだ

草ものを真にしてもよいが、草物立花っぽくならないように、使用は2か所までと指定。
考えても閃かないので、教養Aの最初のデモンストレーションの花材をほとんどコピー。
副の空木が結構長いのですが、後方に振っています。
撮影時に気づけばよかったんですが、、
見越が倒れてます。
カナメを木留にいれていたのですが、木留には役不足。色切りに使用することが多い花材。
と、少し立ち上げて前置の横に配置し、木留にたましだを入れるようにと指示いただきました。
イブキとマサキなので、特に色切りは必要としないが、入れて悪い訳ではないとの事。
また、出がすっきりみえるように枝葉の処理をする、受内の花が顔を出すように、
花留の花が見えるように、と各所に指示をいただきました。





2013-02-18

教養A 土日コース10期1日目★試作展



花形:自由選択
立花正風体 

花材:自由選択
リューココリーネ、オクラレルカ、フリージア、シャガ、ヒバ、松、ヒペリカム、ユーカリ

「試作展だからって、気合入れて普段やらないようなことをやっちゃだめよ。 
間違いなく失敗するから。
得意な事、普段からやっていることを作品にすればいいんだからね。」
と、近くにお住まいの先輩からのアドバイス。
それまで、イロイロとモヤモヤと花材について悩んでいた頭を一新。
草がちの立花正風体で行こうと決めた。
真・正真・胴の花材を最後まで迷った末、生けこみ会場にて決定。
8時開場、道具のセッティングや移動時間(移動が同時間の為エレベータ待ちが長い)、
撤収等々の時間を引くと、正味2時間半という感じ。

午後は先生方の講評。
7名の先生が順にまわって来られるのだが、その前にメッセージが回る・・・
「結構厳しい評価されるから、評価は評価と受け止めて、毎回傷ついちゃだめよ。」と。

今までの人生の経験上、
泣くほど悔しい思いをした時程、人は成長するし、その経験が人生の糧 と知っている。


・ここまで草で決めたのに、なぜ下段が木か?下段まで草でまとめた方が自然と思わないか?
・草の縁、木の縁としての理屈としては間違ってはいないが、花材が問題。
 ヒバは下段に使う花材には不適切。(胴より上)
・リューココリーネの可憐さがこの下段で台無し。
・(留のヒペリカムを見て、)ヒペリカムがあるなら、こういう花材で前置を入れるべき。
・フリージアの胴が締まらない。
・請をふりだす方向に配慮。


傷つくなと言われても、凹む。
7人中、6人の先生に「下段が」と・・・ 数字にして86%の否定。 


ただ、上段~流枝、水際に関しては悪くないということで、いいとこだけ見て。
反省は次の課題として。





教養A 土日コース10期2日目★修了式

笑ったり落ち込んだり、でもちょっと不思議な空間。
毎回30杯近い数の手直しと言い訳は面白かった。
自分ひとりでは使いきれない花数を揃えた花市さんの花も、これだけの人数が集まると、
誰かがどこかであの花を使っている・・という使用サンプルが現れる。
経験こそ全て。

いつも親切で温かいクラスメイトにはとても感謝して。











私には過分な賞をいただきました!


恥じぬよう、来期も精進して参ります(*^_^*)