2013-06-17

教養B 土日コース2期2日目



生花

実技課題 葉物の一種生 剣山使用 2株生けはNG
       
       

花材:指定
かきつばた


かきつばたか花菖蒲か・・と噂ばかりが先走る2期2日目生花。
今回は全員がかきつばた。
1束(花2本)+花1本を教室廊下で販売された。

夏のかきつばたを生ける。(葉にかっこをつけすぎないように)
花は2本でも3本でもよい。
本来は開花を真にするが、花の姿を重視して役不足と思ったら蕾が真でも構わない。
花の付葉をよく見て、あしらいの高さを調整するように。
器との調和をとる。(真の器か行の器か)

お生花の先生もおっしゃった。
型を学ぶ事から表現をする事への移行。
たくさんお稽古をして、体感することが大切と。

妥協してはいけない。


う~、お生花も厳しい。



教養B 土日コース2期1日目




立花

実技課題 基本骨法に基づく徐真立花 従来の花材を中心に
       
       

花材:指定

花菖蒲、ソケイ、桔梗、紫陽花、ナツハゼ、若松、シャガ、たましだ、なでしこ


午前の講義は、「縁」と「道」について。
これを実感するために、実技花材は8パターン(+1)を示され、その中から選択。
他花材を使いたい人は個別に相談されていた様子。
草がちの立花であってもよいが、全て草とか、洋花主体っぽくなってはいけない事、
今、旬の花材の取り合わせである事と指示された。
正真はリアトリスでも・・とのことでしたが、花菖蒲もこの色だけ、リアトリスも赤紫だけだった(よく見なかっただけかも・・)ので、白桔梗で色を変えてみた。
花菖蒲・リアトリス・紫陽花もピンクで・・と同系色の方もいらして、それも素敵。
うん~またしても、黄色と青か (笑)
立花棒を使わない私は、真と副を出のあたりでくくるクセがある。
今回も、細い真、長い副、ふらつかないように縛っていたが、
「いつまでもこれをしていると、素材が持つ間を取れなくなるからやめなさい。」とおっしゃった。
必要最低限にすること、これが今後の課題。
紫陽花の胴も初。(というか、この素材の組み合わせ自体が初!)
「葉の処理をさぼってはいけない。」と指摘を受けた。
また、ナツハゼの流枝は後方に振りだす太い枝を足され、細い方はしっかり矯正された。
「やるなら、ここまでやりなさい。」と。
ナツハゼのような、細工のし易い花材でサボってはいけないとのこと。


型が覚えられていない間は、立花カリキュラムにのっとって、繰り返し型を叩き込む事。
型が取れるようになったら、花材を見て、花材をいかすようにする事。
型に花材をはめこむような立花をいくら練習しても上達はしない。
花材を選んで表現する人にならなければいけない。

これが今回の立花。


くっ、厳しい。